ワイヤレスジャパン2011 - フォト・ルポルタージュ |
ノルディックセミコンダクターASA:超低消費電力無線データ伝送ICとANTプロトコル

超低消費電力無線データ伝送ICは,ノルディック・セミコンダクター社(ノルウェー国)の独壇場の感があります.ZigBeeやBluetoothのようなスペクトラム拡散系に比べて,FSKはローテクではありますが,回路がシンプルであることと2Mbpsの高速送受信とが相まって,超低消費電力を実現しています.

昨年と同様にANTプロトコル搭載製品を自転車に取り付けたデモ.ケイデンス(ペダル回転数),車速などを無線で送信しているようです.
Yellow Sports Wellnessというライフログ・サービスと連携しています.
Yellow Sports Wellnessというライフログ・サービスと連携しています.

ホシデン(株)はホスト制御型ANTモジュール“HRM0020”を発表していました.
ANTプロトコル内蔵チップnRF24AP2-8CHを採用しており,2.4GHz帯で最大1Mbps.
ANTプロトコル内蔵チップnRF24AP2-8CHを採用しており,2.4GHz帯で最大1Mbps.

今回はノルディック・セミコンダクター社製nRF24シリーズを搭載した製品が多数展示されていたのが印象に残りました.これまでは海外製品が多数を占めていましたが,今年は(株)タニタや(株)エー・アンド・デイなど,日本メーカーの製品が目につきました.